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【合格者が厳選】電験二種二次試験のおすすめ参考書・問題集(計算編)|私を合格に導いた教材はこれ!

2025年4月7日

📝 この記事の内容

私はもともと勉強が得意なタイプではなく、高学歴というわけでもありません。
それでも独学で、電験二種に合格することができました

特に二次試験の計算問題では、電力管理・機械制御の両方でほぼ完答することができ、手応えを持って試験を終えることができました。

この記事では、私が実際に使ってきた問題集の中から、
「これは本当に力がついた」と感じたおすすめの参考書・問題集を厳選して紹介しています。

  • どんな内容なのか
  • どんな人に向いているのか
  • メリット・デメリットは?

といったポイントもまとめていますので、これから電験二種の合格を目指す方の参考になれば嬉しいです。

この記事で分かること

  • 二次試験の計算問題対策のおすすめ参考書・問題集が分かる
  • 各参考書・問題集の特徴やメリット、デメリットが分かる

📖 おすすめ参考書・問題集ランキング【実体験ベース】

🥇 第1位:電気書院「これだけシリーズ」

電験二種二次試験の参考書は、過去問ベースの問題集が多く、「基礎から丁寧に解説している参考書」はおそらくこれしかありません。
この「これだけシリーズ」は、二次試験に特化して基礎から解説してくれている数少ない一冊。二次試験のスタートはこの本で決まり!

用途

基本的な公式や解法パターンのマスター

  • 二次試験に特化した構成で、公式や基本事項から丁寧に解説
  • 章ごとに以下のような流れで進むので、段階的に理解が深まります。
    1️⃣ 要点(基本事項の確認)
    2️⃣ 基本例題(三種レベルの基本的な問題)
    3️⃣ 応用問題(二次試験レベルの実践問題)
    4️⃣ 演習問題(実際の過去問)
  • 問題の難易度も三種レベルから二次試験の過去問レベルまで幅広く掲載されており、基礎力+応用力をバランスよく身につけられます。

メリット

  • 公式や解法の「考え方」から丁寧に解説されているので、二次試験の初学者に最適
  • 解説が詳しくてわかりやすい
  • 二次試験の過去問レベルの問題も含まれており、実践的な力も養える
  • 教科書のようにも使えるため、過去問演習時の基礎確認にも◎

デメリット

  • 近年の出題傾向とはややズレがある分野も含まれている
  • この本だけでも力はつくが、演習量としてはやや物足りない部分もあるため、過去問などと組み合わせて使うのがベター

こんな人におすすめ

  • 電験二種二次試験の計算問題をこれから始める初学者
  • 基礎からしっかりと理解しておきたい人

おすすめ度:★★★★★(5段階)

🥈 第2位:オーム社「完全攻略 二次試験対応」

電験二種の受験生なら、誰もが一度は目にする“王道の一冊”。みんな大好き「完全攻略」!
この「完全攻略」は、二次試験の計算問題対策として圧倒的な定番であり、「この1冊をやり切れば合格ラインに届く」と言われるほどの完成度です。

用途

新制度の過去問の解法暗記・アウトプット演習に最適

  • 平成7年~平成30年までの新制度の過去問を分野別に収録
  • 分野ごとに整理されているため、出題傾向や頻出テーマが把握しやすい
  • 他の参考書(例:「これだけシリーズ」「戦術で覚える!」)と問題が一部重複しており、それらで基礎を固めた後のアウトプットにも最適
  • 論説問題も掲載されているため、計算+論説の学習ができる

メリット

  • 新制度の出題傾向を反映した解法パターンを体系的に学べる
  • 問題が中心で、解説はコンパクトなので、テンポよく問題演習を回したい人向き(周回がしやすい)
  • 繰り返し解くことで、合格点に必要な実力が身につく

デメリット

  • 解説があっさりしているため、初学者には少しハードルが高い
  • 論説問題も収録されているため、「計算だけに絞りたい人」にはやや使いづらい部分もある

こんな人におすすめ

  • 二次試験の計算問題の傾向をしっかり掴みたい人
  • 基礎がある程度できていて、得点力を一気に引き上げたい人
  • 過去問演習をメインに進めたい中・上級者層

おすすめ度:★★★★☆(5段階)

🥉 第3位:電気書院「戦術で覚える!電験二種 二次試験 計算問題」

計算問題対策の定番として、長年愛されている王道の問題集「戦術で覚える!」
本書の特徴は、計算問題を“解法パターン”として丸ごと覚えてしまおう!という明確なコンセプト。
覚えるべき「型」があるからこそ、得点源にしやすいのが電験二種の計算問題。
この一冊で、その型を徹底的に叩き込むことができます。

用途

計算問題の解法パターンの暗記(数学でいう青チャートのようなもの)

  • 旧制度~新制度までの過去問から、重要なテーマを厳選して分野別に掲載
  • 各問題に対して「着眼点→戦術→解答」という3ステップ構成
    1️⃣ 着眼点(問題を解く際に注目すべきポイント)
    2️⃣ 戦術(解法の流れをステップごとに解説)
    3️⃣ 解答(計算過程付きの詳細な解説)
  • ステップを追って学べるので、解法の流れが自然と身につく

メリット

  • 答えにたどり着くまでの思考プロセスが分かりやすい
  • 解説が丁寧で、理解しやすい構成
  • 計算問題に特化して演習したい人にぴったり

デメリット

  • 一部、計算が煩雑でスマートとは言えない解法も含まれている
  • 旧制度の問題が半分ほどを占めており、現在の出題傾向とズレがあることも
  • 難易度が非常に高い問題も混在しているため、初心者は戸惑う可能性あり

こんな人におすすめ

  • 計算問題の解法パターンを暗記して得点力を上げたい人
  • 過去問ベースで分野別に演習を積みたい人

おすすめ度:★★★☆☆(5段階)

📊 まとめ:電験二種二次試験 計算問題 参考書・問題集 比較表

順位参考書名特徴おすすめ度向いている人
🥇 第1位電気書院「これだけシリーズ」初学者向けに基礎から丁寧に解説。考え方から学べる構成★★★★★初めて二次試験に挑戦する人、基礎から固めたい人
🥈 第2位オーム社「完全攻略」新制度の過去問を分野別に収録。インプット/アウトプットどちらにも最適★★★★☆傾向を掴みたい人、過去問演習中心に進めたい人
🥉 第3位電気書院「戦術で覚える!」着眼点→戦術→解答の3ステップで解法を暗記★★★☆☆解法パターンを暗記して得点力を上げたい人

迷ったら、まずは今回ご紹介した定番の3シリーズを揃えておけば間違いありません。

私自身、この3冊を繰り返し活用することで、計算問題を得点源にできるレベルまで仕上げることができました。特に「これだけシリーズ」で基礎を固め、「完全攻略」でアウトプット、「戦術で覚える!」で解法の幅を広げたのが大きなポイントでした。

どれも実力をしっかりつけられる良書なので、ぜひ自分に合った使い方で活用してみてください!

  • この記事を書いた人

Noji

勉強が苦手だった自分が難関資格に合格できた勉強方法やモチベーションを維持した方法を自身の体験談に基づき発信します。 保有資格:電験二種、他

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