資格関連 電験三種

【偏差値40から独学で一発合格!】電験三種に受かるために実践した勉強方法

2025年2月6日

受験の動機

コロナ禍がきっかけ

コロナ禍で家にいる時間が増え、「せっかくなら何か資格を取ってみようかな」と思ったのが、電験三種に挑戦するきっかけでした。

大学受験のリベンジ

私が通っていた高校は偏差値40台で、当時の大学進学率は約20%ほど。MARCHに合格するのがトップクラスの進学実績で、毎年1〜3名ほどしか合格者が出ないような学校でした。私もMARCHを目指していましたが、結果は散々で、MARCHどころか偏差値40程度の大学にも前期で全て不合格。後期でなんとか1校だけ合格することができました。

そんな悔しい経験もあり、「大学受験のリベンジとして、難関資格に挑戦したい」と思うようになりました。ただ、司法試験や公認会計士のような最難関資格は現実的に厳しい。でも、ある程度の難易度があり、頑張れば手が届きそうな資格なら挑戦できるのではないか、そう考えたときに目をつけたのが電験三種でした。

超難関資格ではないものの、そこそこ難関な資格。大学受験に例えるならMARCHレベルのイメージで、「これなら自分のリベンジにふさわしい」と思い、挑戦することを決めました。

現在の設計業務に活かせそう

試験科目を見てみると、理論科目では直流回路や交流回路、三相交流、電子理論などの基礎を学べ、機械科目では変圧器やモータ、パワエレなども扱っている。内容も面白そうだし、学んだ知識が回路設計の仕事にも役立ちそうだと感じ、電験三種に挑戦することにしました。

この記事の内容

私のように勉強があまり得意では無い人でも独学で電験三種に一発合格できた私の勉強法を紹介します。

この記事で分かること

  • 独学で一発合格した勉強法が分かる
  • 独学で一発合格した勉強時間が分かる
  • 私が行った勉強法で良かった勉強法無駄だった勉強法が分かる

私が行った勉強方法

基礎を固める

ポイント

参考書(徹底解説テキスト)と「電験合格」基本編で基礎を固めた

【参考書による学習】

まずは参考書を使って、基本的な知識を身につけることから始めました。具体的には、参考書を読みながら内容を理解し、その後に参考書内の問題を解くという流れです。

各科目について、この方法で一通り学習を進め、定期的に復習を繰り返しました。(法規については時間が足りず、手をつけることができませんでした。)

使用した参考書は、実教出版の「徹底解説テキスト」です。

【「電験合格」基本編の視聴】

参考書で基礎を学んだ後は、YouTubeの「電験合格」基本編の講義動画を活用しました。

まず、予習として「電験合格」のテキスト内にある問題を自分で解いてみます。その後、講義動画をノートを取りながら視聴し、解説内容をしっかり理解するようにしました。

講義を視聴した後は、復習として講義内で紹介されていた解法を使いながら、もう一度同じ問題を解き直します。

この方法を4科目すべてに対して行いました。

応用力をつける

ポイント

「電験合格」演習編で本番の試験にも対応できる応用力を身に付けた

【「電験合格」演習編視聴】

基本編を視聴し終えた後、続けて演習編も視聴しました。

学習の流れは基本編と同じです。まずは予習として、テキスト内の問題を自分で解いてみます。その後、講義をノートを取りながら視聴し、解き方や考え方をしっかり理解するようにしました。

講義を視聴し終えた後は、復習として講義内で解説されていた解法を使いながら、もう一度問題を解き直します。

この方法を4科目すべてで行いました。

総復習

YouTubeの「電験合格」基本編と演習編のテキストに載っている問題を、4科目すべて一気に復習しました。

解法を忘れている問題があれば、講義ノートを見返して解法を思い出しながら解き直し、確実に身につけるようにしました。

過去問演習(本番のシミュレーション)

ポイント

  • 過去問題集を用いて本番のシミュレーションを実施
  • 「電験合格」基本編学習後の成果(令和3年度)
    • 理論:45点、機械:55点
    • 基本的な公式や解法を忘れていた
  • 「電験合格」演習編学習後の成果(令和2年度)
    • 理論:90点、機械:70点(大幅にスコアアップ!)
    • 初見の問題もスムーズに解けるように

「電験合格」先生の基本編・演習編を一通り学習し終えた後、実力試しとして過去問題集に取り組みました。実際の試験と同じように時間を測りながら解き、本番を意識した練習をしました。

使用したのは、TACの 「みんなが欲しかった!電験三種の10年過去問題集」 です。

実は、基本編を終えた段階で試しに理論と機械の1年分(令和3年度)を解いてみたのですが、結果は理論45点、機械55点。機械科目の短絡電流の計算など、基本的な公式で解ける問題も公式や解き方を忘れてしまっていて、合格点には届きませんでした。

その後、演習編までしっかり学習してから、次の年(令和2年度)の過去問に挑戦したところ、理論で90点、機械で70点を取ることができました。初見の問題も面白いように解けて、「こんなに変わるのか!」と驚きました(笑)。これは、単なる解法の丸暗記ではなく、「電験合格」先生の講義を通して本質的な理解ができたからこそ、初見の問題にも対応できるようになったのだと思います。

過去問は、各科目ごとに1年分解いた後、解説をじっくり読み込み、理解を深めるようにしました。最終的に、令和3年から平成24年までの 10年分 の過去問を解きました。

法規の暗記

ポイント

  • 過去問演習開始(試験3か月前)と並行して法規の暗記を開始
  • 「電験合格」先生のオリジナル暗記プリント(穴埋め形式)と、法規アプリを活用

過去問演習を始めた頃(試験日の約3か月前)から、並行して法規の暗記も進めました。法規の計算問題については、「電験合格」先生の講義動画で一通り解法をマスターしていたので、あとは法令などの暗記に力を入れることにしました。

法規の暗記には、「電験合格」先生のオリジナル暗記プリント(穴埋め形式)と、法規アプリを活用しました。

暗記プリントは、毎日寝る前に30分ほど取り組み、穴埋め部分を覚えるようにしました。さらに、翌朝早起きして軽く復習するようにしていましたが、早起きできなかった日はスキップしていました(笑)。この暗記プリントは 3周以上 繰り返しました。

法規アプリは、職場の昼休みに30分ほど取り組み、それ以外の時間は家でゴロゴロしながら気が向いたときにやる、というスタイルでした。こちらも 3周程度 繰り返しました。

総復習(最終)

過去問を10年分解き終えた後、これまで取り組んできた問題をすべて復習しました。

  • YouTube講義動画「電験合格」基本編・演習編の問題(自信のある問題を除く)
  • 参考書の問題(時間がなかったので、一通り解き直す程度)
  • 過去問10年分(解けなかった問題や自信のない問題のみを 3周以上 繰り返し)

とくに過去問は、1回解いただけでは定着しにくいので、解けなかった問題やあやふやだった問題を中心に繰り返し解き、確実に理解を深めるようにしました。

私の勉強スケジュール

勉強期間および勉強時間

ポイント

  • 勉強していない期間があった為、トータルでは1年8ヵ月
  • 実際の勉強時間は1年(約1000時間)程
  • 余裕を持って合格できたことと、無駄だった勉強法があったことから上記時間はやりすぎた

私は2020年12月に電験三種の勉強を開始し、2022年8月の試験で 4科目一発合格 しました。

途中、勉強しない期間があったり、残業が多くて毎日勉強できなかったこともあり、トータルでは 1年8か月 かかりましたが、実際の勉強時間は 1年分(約1000時間?) くらいだと思います。

最初は参考書を中心に学習していましたが、2021年4月の時点で 理論しか終わっておらず、「せめて理論だけでも科目合格できれば…」と考えていました。ところが、 受験の申し込みを忘れる という痛恨のミスを犯し(笑)、結局 1年後に受験することに。せっかく勉強期間が延びたので、「どうせなら 一発合格 を目指そう!」と気持ちを切り替えました。

勉強時間は日によってバラバラでしたが、

  • 平日1~2時間程度
  • 休日4~6時間程度
  • 直前期8時間やる日も

といった感じでした。

試験結果は 機械以外は余裕を持って合格 でき、学習も 電験合格」先生の講義だけで十分だった ことを考えると… やりすぎた感は否めません(笑)

基礎力要請時期

ポイント

  • 最初は参考書を使って学習を進めた
  • 途中から「電験合格」中心の学習に切り替えた

【2020年12月~2021年7月】

まずは 参考書を使って学習(法規以外)を進めました。ただ、途中で3か月ほどまったく勉強しない時期があったうえ、残業などで毎日勉強するのは難しい状況だったため、思ったより時間がかかってしまいました。

【2021年8月~2022年1月】

この頃、 YouTubeの「電験合格」講義動画 を知り、そこから 学習の中心を「電験合格」に切り替え ました。実際に基本編・演習編を進めてみると、 講義動画だけで十分試験に対応できる実力がつくことを実感しました。参考書での勉強も続けていましたが、 自分には必要ないと感じる場面が多かったです。

この期間で、 理論・機械・電力・法規の基本編をすべて視聴 し、本格的に試験対策へと進んでいきました。

応用力要請時期

【2022年1月~2022年4月】

この期間は「電験合格」演習編の理論・機械・電力・法規の全ての動画を視聴しました。

総復習

GW期間中に、「電験合格」の基本編・演習編のテキストにある問題を、一通り復習しました。

過去問演習および法規暗記時期

【2022年5月~7月】

過去問題集を 10年分、実際の試験と同じように 時間を測りながら解いていきましたさらに、並行して 規の暗記 も進めました。

総復習(最終)

最後の1か月間は、過去問題集「電験合格」のテキスト内の問題、参考書の問題 を総復習しました。

試験結果

私が受験した令和4年度上期の合格率は8.3% でした。特に機械と法規が難しく、機械ではケアレスミスも重なってギリギリの合格に…。それでも、他の科目はわりと余裕を持って合格できたかな と思います。

試験結果(※カッコ内は合格基準点)

  • 理論 :80点(60点)
  • 電力 :85点(60点)
  • 機械 :60点(55点)
  • 法規 :88点(54点)

結果として 4科目一発合格 できましたが、機械だけは本当にヒヤヒヤ でした…!

良かった勉強法

電験合格先生メインの学習

ポイント

本質を理解でき、初見の問題にも対応できた。

「電験合格」先生の講義では、公式を丸暗記するのではなく、最低限の公式を覚えたうえで導出する流れ になっているため、無駄に大量の公式を暗記する必要がありません。ただ単に 公式に当てはめるのではなく、考え方を理解して解く というスタイルなので、本質的に理解でき、初見の問題にも対応しやすかった です。

法規は電験合格先生の暗記プリント+アプリで学習

ポイント

  • 暗記プリント効率良く頻出分野を覚えることができた
  • アプリ実際の試験で同じような問題が出題された

法規は 暗記量が膨大 で、法令の細かい部分まで含めると、すべて覚えるのは正直難しい と思います。その点、電験合格先生の暗記プリント頻出分野に絞ってポイントを押さえてあり、穴埋め形式 になっているので、効率よく重要な部分を覚えることができました。

また、アプリ隙間時間に学習できる うえに、三種の法規の範囲をしっかり網羅 しており、法令の出やすい箇所が空欄になっているため、実際の試験でも同じような問題が出題 されました。

この 暗記プリントとアプリのおかげで、法規は高得点を取ることができました!

無駄だった勉強法

参考書を使った学習

ポイント

参考書での学習は遠回りだった(私には「電験合格」先生のほうが良かった)

最初に参考書を使って勉強を始め、その後「電験合格」の講義動画で学習を進めました。ですが、参考書の解説は公式に当てはめるだけの説明が多く、本質的な理解があまりできていないと感じました。章末問題も最初はほとんど解けず、解説を読んで解法を暗記していましたが、復習する頃には解き方をすっかり忘れてしまうという状態でした。

その後、「電験合格」のテキスト内の問題を、講義で学んだ考え方や解法を使って解けるようになった後、改めて参考書の問題を解いてみた ところ、9割ほど解ける ようになっていました。最初に参考書で苦労していたことを考えると、参考書での学習は遠回りだったなというのが正直な感想です。

参考書は、「電験合格」の講義で理解が難しい部分を補助的に使ったり、「電験合格」をマスターした後の問題演習に使うのがベスト だと思います。

電験合格先生のテキスト内の問題を事前に解いたこと

ポイント

  • 私の場合、予習は結果的に無駄な時間だった
  • 復習に力を入れたほうが良い

「電験合格」先生の解法は、参考書とは異なり、公式をそのまま当てはめるのではなく、基本的な公式を変形して使うことで、余計な公式を覚えずに済むようになっています。また、本質を理解し、考え方を重視して解くので、問題を解く際のアプローチが根本から違います。

そのため、先に自分なりのやり方で解こうとしても、後で講義を視聴すると「もっと簡単な解き方があった…」ということが多く、結果的に無駄な時間を使ってしまうことになります。それならば、最初から講義を視聴して解法や考え方を学び、その方法で自分でも解けるかどうかを確認しながら進めたほうが効率的だと感じました。復習を重視して、解法をしっかり身につけることが大切だと思います。

モチベーションを維持した方法

とにかく楽しむ

ポイント

目的、目標を持つことや知識の習得が楽しいと思えるとモチベーションが高まる

私は仕事で回路設計やパワーエレクトロニクスを担当していることもあり、電気やモーターの勉強が現在の業務に直結するため、知識を習得するのが楽しく、勉強が苦ではありませんでした 問題が解けるようになったり、電気の本質が理解できたりすると、さらに面白くなり、「もっと知りたい、もっと勉強したい!」 という気持ちが自然と湧いてきました。

大学受験や学校の勉強では、「何のためにやっているのか?」 と感じることが多かったのですが、資格の勉強はキャリアアップや給料アップ、転職など、目標が明確 なのでモチベーションを維持しやすいと感じます。それだけでなく、「知識が増えること自体が面白い!」 という感覚があると、さらに勉強が楽しくなり、やる気が続きました。「あの仕組みってこういう原理だったのか!」 と発見があるたびに、どんどん学びたくなる感覚でした。

また、「電験合格」の講義はとても面白く、電気やモーターについて本質から理解できる内容 だったので、次の動画も早く見たくなりました。平日は1日1動画を目標にしていましたが、休日は続きが気になり、3本くらい見てしまうこともありました。

場所を変える(気分転換)

ポイント

  • 講義動画の視聴や過去問の本番シミュレーションはおのずと集中して取り組むことになるので、自宅で実施
  • 復習や解説を読み込む作業、難しい問題を解く場合は飽きたり、集中力が切れやすいのでカフェを利用する

家で勉強していても集中できない時ややる気が出ない時は、ファミレス(ジョナサンなど)やコメダ珈琲店を利用していました。

「電験合格」の講義動画はノートを取りながらしっかり集中して学ぶ必要があったので、基本的に家で視聴していました。一方で、復習や過去問題集の解説を読み込む作業などは、単調になりやすく飽きてしまうことも多かったため そういった集中力が切れやすい勉強はカフェを活用して気分を変えるようにしていました。

まとめ

  • youtube講義動画「電験合格」で基礎と応用力をつける(本質から理解する)
  • 過去問で本番のシミュレーションをする
  • 法規の暗記は「電験合格」の暗記プリントとアプリでOK
  • モチベーションの維持はとにかく楽しむ!

最後に(受験生へのメッセージ)

私は大学受験に失敗しており、特別頭が良いわけではありませんが、上記の勉強法を続けたことで電験三種に一発合格することができました。

「電験合格」の講義をすべて視聴し、しっかり理解することで本質をつかめたおかげで、初見の問題にも対応できるようになり、それが一発合格につながったのだと思います。もし「電験合格」の動画がなければ、ここまで理解を深めることはできず、一発合格はできなかったかもしれません。

また、大学受験と違い、資格試験は専門知識を身につけられる面白さがあり、「もっと知りたい」「理解したい」という好奇心を持つことで、モチベーションが続いたのも大きな要因でした。

私のように勉強が得意でなくても、正しい勉強法を継続すれば必ず合格できます。 自分を信じて、合格に向けて頑張ってください!

  • この記事を書いた人

Noji

勉強が苦手だった自分が難関資格に合格できた勉強方法やモチベーションを維持した方法を自身の体験談に基づき発信します。 保有資格:電験二種、他

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