「FP3級を受けたいけど、参考書が多すぎてどれを選べばいいのか分からない…」
「初心者でも理解できる参考書は?」
そんな風に悩んでいる方も多いと思います。
私も最初は同じように迷いましたが、最終的に『みんなが欲しかった!FPの教科書&問題集(通称:みんほしシリーズ)』に絞って勉強し、無事に合格できました。
この記事では、初心者でも安心して使えるテキスト選びから、実際の勉強法、注意点まで、私の体験をもとにまとめています。
「どの本を選べばいいのか分からない…」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
きっと勉強の迷いがなくなると思います。
目次
結論:迷ったらみんほしシリーズでOK!
最初に結論からお伝えすると、FP3級を初めて勉強するなら「みんなが欲しかった!シリーズ(通称みんほし)」を選んでおけば間違いありません。
私自身も最初は、どのテキストがいいのか悩んで色々と評判を調べました。
FPの本って意外と種類が多くて、「初心者におすすめの本はどれだろう」と迷ってしまったんです。
そんな中で出会ったのがこの2冊でした👇
正直、これだけで十分合格ラインに届きます。
私もこの2冊を中心に勉強を進めたおかげで、試験当日は余裕を持って解答できました。
特に良かったのは、解説がやさしくてスッと頭に入ること。
私はもともと金融や税金に苦手意識があったのですが、「教科書」で基礎をつかみ、「問題集」で繰り返しアウトプットする流れで、自然と知識が定着しました。
みんほしシリーズを選んだ3つの理由
私が「みんなが欲しかった!シリーズ(みんほし)」を選んだ理由は、次の3つでした👇
- YouTubeで合格者がおすすめしていた
- 実際に使っている受験者が多くて信頼できた
- フルカラーで図解が多く、初心者でも読みやすそうだった
YouTubeで合格者がおすすめしていた
最初のきっかけはYouTubeでした。
下記のYoutubeチャンネルで「おすすめの参考書」として取り上げられていて、実際にそのテキストで合格した人の体験談も聞けたので、すごく参考になりました。
単に「この本がいい」ではなく「どう使ったら合格できるか」まで解説されていたので、「これなら自分もやれそう」と思えたんです。
ちなみにこの方は30時間(1日1時間を1ヵ月)の勉強で9割得点していますが、相当地頭が良いです。
普通の人はこの2~3倍くらいの時間をとったほうがいいと思います。
実際に使っている受験者が多くて信頼できた
次に大きかったのが「実際に使っている人の多さ」です。
SNSやブログを調べると、合格者の多くが「みんほし」を使っている印象でした。
FPだけでなく、電験三種など他の資格でも人気があるシリーズなので「定番=安心感」がありました。
正直、「みんほしを選んでおけば間違いないだろう」という気持ちで購入を決めました。
圧倒的な受験生の支持で年間売上No.1
こう書いてあると安心感・信頼感がありますね(謳い文句に弱い系)

フルカラーで図解が多く、初心者でも読みやすそうだった
最後の決め手は「見やすさ」でした。
実際に書店で手に取ってみたら、フルカラーでイラストや図解が多く、専門用語が苦手な私でもすぐ理解できそうな印象を受けました。
分厚いテキストって開いた瞬間に文字がぶわぁーって書いてあると読みたくなくなるんですが(笑)、みんほしは色使いやレイアウトが工夫されていて、ページをめくるのが苦になりませんでした。
【合格者レビュー】実際に使って分かった特徴と感想
ここからは「みんほし教科書&問題集」を実際に使ってみた感想をまとめます。
- 教科書と問題集の構成・特徴
- 実際に良かった点
- イマイチに感じた点
この3つに分けて紹介していきます。
教科書と問題集の構成・特徴
まずはざっくりとした中身の紹介です。
【教科書】
最初にFPの仕事や試験の概要が説明されているので、まったくの初心者でも全体像がつかみやすいです。
その後は各分野ごとに「解説 → 例題(簡単な確認問題)」という流れで進んでいきます。
フルカラーで図やイラストが多いので、文章だけの参考書に比べるととっつきやすい印象でした。
【問題集】
こちらは「左ページに問題、右ページに解答と解説」という構成になっていて、赤シートを使えば暗記チェックもできます。
各章の最後には実技試験の問題がついているので、知識をどう活用するかまで練習できます。
さらに巻末には、本試験と同じ形式の総合問題が1回分あり、試験直前のシミュレーションにも使えました。
実際に使って良かったところ
【教科書について】
解説がとにかく分かりやすかったです。
私はFPを勉強するまで「国民年金と厚生年金ってどう違うの?」というレベルでしたが(笑)、そんな私でもすんなり理解できるように説明が噛み砕かれていました。
図解も多いので、頭にイメージが残りやすいのも助かりました。
【問題集について】
問題量が十分にあるので、この1冊を繰り返せば自然と合格点に届くと思います。
1問1答形式でサクサク進められるので、机に向かう時間が短くても勉強が進みやすかったです。
ちょっと気になったところ(デメリット)
大きな不満はありませんが、強いて挙げるなら「2冊に分かれているので持ち歩きが少し面倒」な点です。
特に外出先で勉強したいときは、教科書と問題集のどちらも持っていく必要がありました。
ただ、価格もそれほど高くないですし、この2冊だけで合格力が十分につくと考えると、コスパ的には悪くないと思います。
私は結果的に「買ってよかった」と心から感じました。
私が実践したみんほしシリーズの効果的な使い方(合格までの流れ)
この参考書&問題集は、実は「使い方」も丁寧に解説されています。
私もほぼその通りに進めたのですが、結果的にとても効率よく合格までたどり着けました。
流れは大きく以下の3ステップです👇
- インプットとアウトプットをセットで進める
- 問題集をひたすら繰り返す
- 模試形式で最終チェック
STEP1:インプットとアウトプットをセットで進める
📚 学習の流れ
- SECTION毎に教科書でインプット → すぐ問題集でアウトプット
- 間違えた問題は、解説や教科書で確認
- 各CHAPTERの最後にある実技問題は、CHAPTERの内容をひと通り終えてから挑戦
私は最初に知識を頭に入れてもすぐ忘れてしまうタイプなので、「読んだらすぐ問題を解く」流れが合っていました。
このサイクルで参考書&問題集を一周すると全体像がつかめて、ある程度問題も解けるようになってきます。
先ほど紹介したyoutubeチャンネルでは、実技の問題は自分が受けるほうだけでなく、両方解くことをおすすめしていますが、自分が受けるほうだけで問題ありません。
実際に私は資産設計提案業務だけを解きましたが、本番では9割取れました。
STEP2:問題集をひたすら繰り返す
✅ 学習のポイント
- 2周目以降は問題集中心
- 教科書は「分からないところを補う用」
- 最低3周はやるのがおすすめ
- 間違えた問題を中心に復習することで周回スピードが上がっていく
私は赤シートを使って解説部分を隠しながら、サクサク確認していました。
繰り返すうちに「ここは前も間違えたな」と弱点が浮き彫りになり、試験直前まで重点的に対策できました。
STEP3:模試形式で最終チェック
- 仕上げは巻末の総合問題で実力チェック
- 私はSTEP1の後に一度挑戦して実力を確認、その後STEP2を進めました
総合問題をやると「本番での手応え」がイメージできるので、自信を持って試験に臨めます。
私自身もここで8割取れたので、合格を確信できました。
効率的な勉強法と注意点(体験談あり)
ここからは、私が実際に「みんほしシリーズ」を使って勉強した中で、効率的だった方法と「これはやらなくてもよかったな」と感じた注意点を紹介します。
- 教科書よりも問題集を軸に勉強する
- まとめノートは作らない方が効率的
- 問題集は赤シートで1問1答!テンポよく解く
教科書よりも問題集を軸に勉強する
FP3級の試験で大事なのは、教科書を暗記することよりも問題が解けることです。
なので勉強の軸は「問題集」。教科書は補助として使うのが効率的でした。
📚 効率的な学習の流れ
- まず軽く教科書で知識をインプット
- すぐに問題集でアウトプット
- 解説を読む or 教科書に戻って確認
試験では「○年以上」「○万円以下」など細かい数字がよく出てきます。
制度を完璧に理解していなくても、数字とパターンを押さえておけば合格点には十分届くと実感しました。
私は初学者でしたが、「理解よりも出題パターンに慣れる」ことを意識したら効率よく点数が伸びました。
もちろん知識として理解することは大事ですが、問題集を繰り返し解いていると自然と理解できてきますし、良く出る数字やパターンは自然と覚えてきます。
まとめノートは作らない方が効率的
FP3級に限った話ではないですが、基本的に最初からまとめノートを作りながら勉強するやり方は非効率です。
⛔ ノート作りが非効率な理由
- ノートの作成は時間がかかる
- 教科書の内容を書き写すだけでは脳を使わないので、記憶に残りにくい(勉強した気になっているだけ)
- テキスト自体がすでに整理されているので、参考書の「下位互換」になりやすい
私は途中で、「問題は解けるけど、知識がつながっていない」感じがして、知識の整理の為にマインドマップを作ったんですが、無駄に勉強時間が長くなったわりに得点には直結しませんでした。
なので、「知識を整理したい人」以外はノート作りにこだわらなくて大丈夫です。
直前期に覚えにくい箇所や苦手分野のみをまとめるのはアリです。
問題集は赤シートで1問1答!テンポよく解く
先ほど紹介したYouTubeで「問題の答えと根拠をノートに書く勉強法」が紹介されていたので、最初は真似していました。
でも実際にやると…
- 1問ごとにノートに書くのがやや面倒
- 後で答え合わせをすると、最初に解いた問題を忘れてしまい、もう一度問題文を読むはめになる
そこで途中からやり方を変えました👇
- 問題集の右ページの解答を赤シートで隠す
- 1問1答形式でどんどん進める
- 答えの根拠は頭の中で考える(ノートには書かない)
このやり方に切り替えてからは、テンポよく問題演習が進み、勉強時間も短縮できました。
紹介されていた答えの根拠も考える、という勉強法はとても良いと思いました。
私の失敗談まとめ(やらなくてよかった勉強法)
最後に「これは時間の無駄だったな」と感じた勉強法をまとめておきます👇
✅ 非効率だった勉強法まとめ
- マインドマップでの整理(知識は整理できても合格には不要)
- 問題集の答えをノートに書く(テンポが悪く効率ダウン)
逆に言えば、これらを避ければ効率的に勉強できると思います。
もしこれから勉強を始めるなら、「問題集中心+教科書は補助」 のスタンスで進めた方が効率的だと思います。
まとめ:初心者はみんほしシリーズで一発合格!
ここまで、私が実際に使って合格した「みんほしシリーズ(教科書&問題集)」について紹介してきました。
✅ この記事のポイント
- 初心者でも分かりやすい構成&フルカラーで挫折しにくい
- 勉強は「テキストで軽くインプット → 問題集でアウトプット」が鉄板
- 問題集を3周以上回せば合格点は十分狙える
- ノート作りや暗記にこだわるよりも、「よく出るパターンを繰り返す」ほうが効率的
- 私自身もこの方法で余裕を持って合格できた
FP3級は、制度の細かい部分まで完璧に理解しなくても、よく出る問題に慣れておけば合格可能な試験です。
だからこそ、シンプルに「みんほしの教科書&問題集」に絞って勉強すればOK。
これからFP3級に挑戦する方は、ぜひ本記事を参考に勉強を進めてみてください。きっと合格に近づけるはずです!
私が実践した勉強方法や実際の勉強時間(合格体験記)は下記の記事で詳しくまとめていますので、興味のある方はこちらもどうぞ👇