試験当日は長丁場。電験三種・電験二種・エネルギー管理士(エネ管)は、計算問題や論説問題など集中力が問われる試験ばかりです。
そんな当日に**「忘れ物をして実力を発揮できなかった…」**という事態だけは絶対に避けたいところ。
この記事では、私が実際に電験三種・電験二種・エネ管を受験した経験をもとに、
- 必ず必要な持ち物
- 持っていくと安心・便利なアイテム
- 試験本番で役立った実体験
をまとめました!
目次
✅ 【忘れたら試験不可】絶対に必要な持ち物リスト
電験三種・電験二種・エネルギー管理士試験の共通項として、以下の3点は絶対に必要です👇
- 受験票と本人確認書類
- 電卓(試験中の命綱!)
- 筆記用具(CBT方式は除く)
🪪 受験票・本人確認書類
言うまでもありませんが、これがないと試験を受けられません!
本人確認のため、運転免許証やマイナンバーカードなどの公的証明書も一緒に持参しておくと安心です。
- CBT方式(電験三種)では紙の受験票は不要ですが、顔写真付きの本人確認書類の持参が必須なので要注意です。
🔢 電卓(試験中の命綱!)
計算問題が多い電験やエネ管では、電卓がなければ詰みます。
⚠️ 注意事項
- 会場での貸し出しはありません。
- スマートフォンやスマートウォッチでの代用は一切不可です。
- 使用できる機種に制限があるため、必ず事前確認を!
私は念のため、同じ型の電卓を2台持参しました。1台はバッグにしまったままでしたが、持っているだけで心に余裕ができました。
実際に使用して合格したおすすめ電卓はこちらの記事で紹介しています👇
✏️ 筆記用具(CBT方式は除く)
【筆記方式(電験二種・エネ管など)の場合】
以下の筆記用具が使用可能です👇
- HBの鉛筆またはシャーペン(HBの芯)
- プラスチック消しゴム
- 鉛筆削り
- 透明または半透明の定規
私はシャーペンは3本、芯も予備を持参。消しゴムは3個、定規は電験二種二次試験用に用意しました。
普段から使い慣れている筆記具を持っていくことで、試験中に焦るリスクを減らせます。
【CBT方式(電験三種)の場合】
- 筆記用具や時計は持参不要
- 会場でボールペン(黒)とメモ用紙が貸与されます。
- 自分の文房具は使用できません。
✅ CBT方式の仕様は公式の最新情報を必ず確認しましょう。
🎒 【合格者おすすめ!】持っていくと安心!あると便利な持ち物リスト
以下は必須ではありませんが、持っていくとパフォーマンス維持やトラブル対応に役立ちます。
私もこれらは受験時に必ず持っていきました。
アイテム | 用途・目的 |
---|---|
腕時計(非スマート型) | 試験時間の管理用。アラーム・通信機能付きはNG |
定規(透明または半透明) | 図を書く試験対策(特に電験二種二次) |
参考書・ノート | 直前の見直し用。必要最低限に絞る |
軽食・飲み物・栄養ドリンク | 昼休み・待ち時間の補給用。事前購入が安心 |
防寒・暑さ対策グッズ | 会場の温度調整に。脱ぎ着しやすい服装推奨 |
薬(下痢止め、頭痛薬、解熱剤など) | 体調不良への備え。あると精神的にも安心 |
⌚ 腕時計(非スマート型)
試験会場に時計がないことも。自分で時間を管理できるよう、音が鳴らない腕時計を持っていくのがおすすめです。
電卓機能、スマートウォッチ等の通信機器を持つもの、アラーム音が出るものは使用できません。
スマートフォンや携帯電話等を時計として使用することもできません。
私は安価な腕時計を資格試験用に購入して使っています。時計の表示はたまたま進み力率気味でしたが、逆に焦らず動けてよかったです(笑)
📏 定規(透明または半透明)
電験二種二次試験などではベクトル図を描く場面もあり、図が乱れると減点対象になる可能性もありますし、うまく書けないとストレスや焦りの原因にもなります。
見やすい図を書くためにも、透明な定規を1本用意しておきましょう。
私は前日の夜にコンビニで買いましたが、もっと早く準備して、勉強中から使っておけば良かったと後悔しました…。
分度器やコンパスは使用できないので、注意してください。
📚 参考書やノート(直前チェック用)
全て持っていくと荷物になるので、以下の様に絞って持参しましょう👇
- 弱点ノート(自作)
- 直前に確認したい公式集や暗記本など
私は自作の弱点ノートや最低限のものだけ持っていきました。
🍙 軽食・飲み物・栄養ドリンク
試験会場周辺のコンビニは受験生で混雑することが多いので、事前に自宅近くで購入しておくのが安心です。
📝 私が実際に持って行った物
- 午後の試験でお腹痛くならないように昼食は軽め(おにぎり2個)
- 水分補給はこまめに(熱中症対策にノンカフェインの麦茶でミネラル補給)
- 昼休みに栄養ドリンクでエネルギーチャージ
電験やエネ管は朝から夕方までの長丁場なので、疲労と体調管理が合否を分けます。
🧥 防寒/暑さ対策グッズ
- パーカーやカーディガンなど、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
- 夏場は熱中症対策に日傘や冷却グッズも有効。
私の場合、夏の試験で冷房が効いておらず、暑さで集中力が削られ、試験中に1枚脱ぎました🥵
💊 薬(下痢止め、頭痛薬、解熱剤など)
試験当日は緊張や疲れで、急な体調不良が起きることもあります。
特にお腹を下しやすい人は下痢止め、頭痛持ちの人は頭痛薬など、自分が体調不良になりやすい症状に合ったものを持っていくと良いと思います。
私は下痢止め、頭痛薬、解熱剤など持っていきました。
実際に、電験三種の午前試験後に頭痛が出て、たぶん薬を飲んでいたはずです(記憶が曖昧ですが…)。
📝 本記事のまとめ|「準備=試験の一部」
- 試験当日の持ち物は、忘れ物ひとつでパフォーマンスに大きな影響が出ます。
- 必要な物は早めに揃えて、前日のうちにバッグにセットしておくのが鉄則!
- 自分の体調や癖に合わせて、「これがあると安心」と思えるアイテムを持参するのがベストです。
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