試験本番、
「しっかり勉強はしてきたのに集中できなかった」
「午前の試験で力尽きた」
――そんな後悔、したくないですよね。
私はこれまでに、電験三種・電験二種・エネルギー管理士と、朝から夕方まで続く難関試験を複数受けてきました。
どれも実力勝負ではありますが、当日の体調や集中力次第で結果が大きく変わる試験でもあります。
この記事では、実際の受験経験をもとに、本番当日を乗り切るために私が実践した工夫や注意点をまとめました。
事前に知っておくだけで、試験当日のパフォーマンスを最大化できるヒントがきっと見つかります。
共通して感じた「3つの試験の特徴」と当日の注意点
私はこれまで、電験三種・電験二種・エネルギー管理士の試験を受けてきました。
FP3級や冷凍三種など、比較的易しい資格も受けましたが、それらとは明らかに異なる試験当日の「しんどさ」がありました。
以下は、実際に私が体験して感じた、電験・エネ管に共通する特徴と注意点です。
- 試験時間が長く「体力勝負」になる
- 思考力・集中力を問われる問題が多い
- 時間配分が命取りになることも
① 試験時間が長く「体力勝負」になる
🔍 特徴と注意点
- 電験三種や電験二種一次試験、エネ管(熱・電気)は、朝から夕方まで続く長丁場。
- 各科目90分〜120分(エネ管は110分、電験二種二次は120分)と、1科目あたりの試験時間が長い。
私は午前中の試験だけでも疲れきり、午後は体力的に「集中力がもつか?」という不安が常にありました。
💡 私が実践した対策
- 昼休みは無理に参考書を開かず、休憩+水分&エネルギー補給を徹底。
- 栄養ドリンクは毎回持参して、「体力回復」に活用していました。
② 思考力・集中力を問われる問題が多い
FP3級や冷凍三種のような試験は「覚えたことをそのまま出力すればOK」でしたが、電験やエネ管は、その場で考えて解く問題が多く、以下のような特徴があります。
🔍 特徴と注意点
- 計算問題や初見の問題が多く、瞬時の判断力・思考力が問われる
- 難問に出くわすと、焦りで頭が真っ白(思考停止状態)になることも…
- 焦りからペースを崩し、連鎖的に点数を落とすリスクも高い
私も試験中に解けない問題があると、頭が真っ白(思考停止状態)になったり、焦りが出たりしました。
💡 実際に受験して感じた私の教訓
- 解けそうな問題から先に手をつける「見極め力」が超重要!
- 解けない問題は一旦飛ばし、時間配分を意識して「ペースを守る」ことを意識しました。
③ 時間配分が命取りになることも
🔍 特徴と注意点
- 90分~110分と一見長く見えても、計算・記述・見直しを含めると余裕はない。
- 電験二種二次試験(特に機械制御)は時間が足りない。
💡 私が実践した対策
- 「見直し時間を必ず確保する」前提で時間配分を逆算。
- 選択問題は「絶対に落とさない問題」を先に確保し、難問は後回しにしました。
私が実践した「試験当日の乗り切り方」
ここからは、試験当日に私が実際に気をつけていたポイントをお伝えします。
- 会場には1時間前に到着!余裕が安心を生む
- トイレ・水分補給のタイミングを決めておく
- 集中力を保つ「マイルール」を作っておく
- 体調が崩れた時の「応急処置」を用意しておく
① 会場には1時間前に到着!余裕が安心を生む
会場への行き方が分かっていても当日のトラブルやアクシデントはつきものです。
実際に私も当日は想定外のアクシデントがあり、早め行動大事!と改めて思いました。
💥 実際に起きたアクシデント(私の体験談)
- 電験三種では会場行きのバスに100人以上が並んで、次の便を待つ受験者も。
- 電験二種一次試験では、まさかの「乗車中に腹痛😰」→ 途中下車してトイレへ直行💩
- 電験二種二次試験(1回目)では最寄り駅までは着いたものの、会場までの道順が分からず焦る事態に😱
💡 本気モードの試験ほど「会場下見」は必須です!
私も電験三種・二種・エネ管はすべて事前に下見をしました。
軽めの試験(FP3級や冷凍三種)はノー下見でもOKでしたが、本命試験では絶対にやるべきです。
② トイレ・水分補給のタイミングを決めておく
⚠️ 注意点
- 電験やエネ管は受験者のほとんどが男性の為、男性用トイレは混みます。試験前に早めに行っておくのが鉄則。
- 試験中は机の上にペットボトルを置けない会場も多い。
特に会場が暑かったり、試験中に集中力や思考力を使うと、思ったよりすぐに喉が渇きます。
その時は我慢せずに手を挙げて水分補給をさせてもらいましょう。
我慢して水分を取らないと試験中の集中力や思考力の低下にもつながりますし、体調不良の原因にもなります。
私も電験二種二次試験(電力管理)では、頭がフル回転で喉がカラカラになり試験監督に声をかけ、水分補給。
あの時は、本当に「意識が飛びそう」なくらいしんどかったです。
③ 集中力を保つ「マイルール」を作っておく
先ほども述べたように電験やエネ管は集中力と思考力を使います。
特に解けない問題が出た場合に頭が真っ白になったり焦りが出やすいです。
一度焦りが出るとペースを崩し、その後の集中力が維持できず解ける問題も解けなくなる可能性があります。
✅ ポイント
- 「この問題ムリ…」と感じたら一旦飛ばす。粘らない。
- 1問にハマってペースが崩れると、その後の解答精度も落ちます。
時間配分に注意しながら自分のペースを乱さないようにすることが大事だと改めて思いました。
特に私はしっかり勉強して自信があったからこそ、当日解けない問題に出くわしても、「俺が解けないなら、みんな解けないだろう」と思うようにしていました(笑)
④ 体調が崩れた時の「応急処置」を用意しておく
どれだけ準備しても、当日に体調を崩すことはあります。私も実際に、
- 頭痛(特に午前中の試験後)
- 疲れ・体力低下・喉の渇き
を引き起こしました。
💡 私が実践した「体調管理」の方法
- 栄養ドリンク(昼休みに必ず飲む)で体力回復
- 頭痛が出た時は我慢せず早めに頭痛薬を飲む
- 水分補給はこまめに、しっかり
- 休み時間は外の空気を吸う、試験部屋から一旦出るなどリフレッシュ
【体験談】実際の試験当日の様子
私が受験した実際の試験当日の様子は下記の記事で詳しく紹介しています👇
気になる方はぜひチェックしてみてください!
【令和4年度上期】電験三種|一発合格
【令和5年度】エネルギー管理士(電気)|一発合格
【令和5年度】電験二種一次試験|一発合格
【令和5年度】電験二種二次試験(1回目)|不合格
【令和6年度】電験二種二次試験(2回目)|無事合格
まとめ|本番で力を出し切るためにできること
電験・エネ管などの「思考力系試験」は、知識や準備以上に「当日のコンディション」で点数が大きく左右されます。
私が大事だと思ったのは以下のポイントです。
✅ 本番を乗り切るための4つの鍵
- 会場には余裕をもって到着し、焦らない
- 水分補給・トイレ・栄養補給を意識して、体力をキープ
- 解ける問題から着実に攻めてペースを乱さない
- 体調不良への備えも含めて、試験も「戦略」で乗り切る!
もし、この記事が「試験当日が不安な方」の助けになれば嬉しいです。
これまでの自分の失敗や工夫が、誰かの合格につながることを願って——。
試験当日の持ち物リストはこちら👇